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ヒロシの部屋『書籍紹介』~湖西にお住いで介護職を求める方はどちらにいらっしゃいますか~

2021年9月10日 カテゴリー:スタッフブログ

湖西にお住いで介護職を求める方はどちらにいらっしゃいますか。

こんにちは。ヒロシです。人材派遣・有料職業紹介のリブラで営業しております。8月は1年の中で求職者数が一番減る時期だそうです。お子さんは夏休みに入っていますから仕事に出にくいという理由もありそうです。介護職も例外ではない様で介護職専門の人材派遣会社リブラの登録スタッフさんの募集には悪戦苦闘でした。毎週各駅でビラ配りをしたり駅周辺の住宅地にチラシを配ったりしました。ビラ・チラシ配りには法則があるようで「センミツの法則」と言われています。ビラ・チラシ配りのレスポンス率(反応率)を指しているのです。この「センミツ」は業界用語としてビラ・チラシ配りで反応が獲れる「基準値」として浸透していますが、あくまでも、センミツという反応率は「目安」ですし、ビラ・チラシ配りの内容やコピーライティング術によって反応率は10分の1以下になることもあれば、10倍になることもあります。いまから10年ほど前のビラ・チラシ配りでは0.3%の反応は一般的ではありましたが、最近だと反応率は0.3%どころか、0.1%程度が一般的のようで反応率をセンミツと考えるのはかなり希望的観測といえるとも言われています。介護職というニッチな分野で派遣登録お願いします!の内容なら「センミツ」でなく「マンミツ」かなぁ。(-_-;) だけど諦めませんよ。いろんなことに挑戦するのが当社の方針です。当たって砕けろです。9月はきっと蒔いた種が芽吹くと信じて・・・

 


ビラ配りのあとは、駅の清掃をさせていただいています!この駅は大量でした🤣

 

 

利用者さんとどんな会話をしたらいいの?

 

話は変わって、介護職未経験者のスタッフが初めに遭遇する壁というのがありまして。それは「利用者さんとどんな会話をすれば良いのか分らない」という壁だそうです。20代のスタッフなら祖父祖母の世代、利用者さんが90歳代ならひ孫を相手にするような感覚ですから日常会話が成り立たない。更に認知症や耳が遠いといった方と意思疎通するのはもはや奇跡?そんな悩みがあるのは想像できます。私が介護の経験があればいくらかアドバイスできるかもしれませんが介護未経験の私には何の役にもたちません。

そこで本屋に直行し会話のきっかけになりそうな参考書がないかと探したところ、ありました。「介護しているあなたが一瞬で楽になる声かけ」介護福祉士 大石幸枝 自由出版社。こちらの書籍で声かけのテクニックが紹介されていましたので一部をご紹介したいと思います。

 


基本、利用者さんはひとりぼっちの寂しさがあり話し相手を求めています。明るく元気でハツラツと行動すること、「大変でしたね」「ご苦労されましたね」などと利用者さんへの同調する相槌や言葉かけができれば信頼関係は早く築けると述べています。こちらが一生懸命に話しかけしなくても共感ができれば利用者さんからどんどん話かけられるようになるみたいです。会話のテクニックとしては「高い声より低い声で語りかける」ようにします。高音は聞こえにくいので聞こえる方の耳に近づき落ち着いてゆっくりと要点だけをできるだけ短くハッキリと低い声で話します。会話の切り出し方は利用者さんの故郷の話や好きな食べ物などが有効です。話してくださったその故郷で知っているだけの情報で会話できますし名物の話になればその方の好みも知れてくるので会話の内容の的が絞りやすくなります。利用者さんの苦労話や自慢したい話につなげられたら話はどんどん拡がります。「とても勉強になります」「凄い」「ご苦労なさったんですね」など短い相槌をいれ聞き役に徹することでどんどん話をしてくれます。利用者さんのプライドをどんどん探っていきましょう。その他子供の頃や自分の一番輝いていた時の話など楽しかった思い出はひとの心を穏やかにします。「その時どうしていましたか」と一緒に楽しむと目がきらきら輝き信頼関係が増していきます。認知症の初期段階の利用者さんでは自分の状態を受け入れておらず「自分はひとりで大丈夫だ」と思いヘルパーを受け入れず拒否します。一度で諦めずに何度も通っていくうちに素っ気なくされても常に明るい態度で接していると何かひとつのことをきっかけに心の糸がほぐれます。あきらめないで粘り強く接する事が大事です。笑顔は相手の心を癒します。暗い表情だと何か自分が悪いことしたかなぁと疑心暗鬼にかられます。どんなひとにも平等で寛容な心で接するようにしましょう。会話をするとき立ちっぱなしだと常時上から見られている状態になるので利用者さんからはあまりいい気持ちになれません。会話をするときは利用者さんの目線より下からゆっくりと話しかけると効果的です。認知症でも手伝いたい気持ちや自分でできることは自分でしたいという気持ちを持っています。そのような空気を察して「一緒にしましょう」と促すことで自立心が維持されます。こちらが固い態度をとれば緊張が緊張を呼びます。相手にリラックスしてもらうためには思いやりや共感をもって接する事が大切ですと筆者は述べていました。

 

如何でしょうか。何か参考になりましたでしょうか。私はこの本が私の感性に合ったので購入しましたが書店には介護関連の書籍が多く陳列されています。ご自身が解決したい課題に応えてくれる書籍がきっとあると思いますのでお手隙の際にお手に取ってみたら如何でしょうか。